Wifi対応のデジタルフォトフレームが無いのでタブレットで代用した話

※この方法はAndroid4.03以上のバージョンを対象としています。
この方法を利用することで、現状WiFi環境がある方ならタブレット端末を利用して月額無料でデジタルフォトフレームを楽しむことができます。

実家のおじいちゃんおばあちゃん、結婚した友人などにデジタルフォトフレームを送りたいって方結構多いんじゃないでしょうか。
でも希望にあうものって案外ないんですよね。とくにWiFiでネットにつながり、最新の画像を自動で更新してくれるような・・・
今回はそんな事情から、デジタルフォトフレームをタブレットで代用することになったお話を少ししたいと思います。

先月我が家では娘が誕生しました。
それ以来実家の祖父から「写真送ってくれー」と言われる日々が続いております。

ただ私も祖父もスマホではないため、画像のやり取りをするとお金がかかります。
出産祝いも貰っていたので、この機会に内祝いをかねてデジタルフォトフレームをプレゼントしようと決めました。

が、希望にあったデジタルフォトフレームがなーい!
私が希望していたのは
・メールで画像を送信するとそれを反映してくれる機能
この1点に尽きます。

以前はソニーのS-Frameのシリーズ、DPF-WA700とかがそれに当たったみたいなんですがすでに終売。アマゾンで調べると残されたものは5万円程の高値で取引されています。5万円て・・・。

ってことで、デジタルフォトフレームは諦めました。その代わりにネットで見つけたのがタブレット端末をデジタルフォトフレームとして使用する方法です。今はみんなスマホやらタブレット持ってますからね。アプリ入れるだけで一発みたいです。
でもタブレットお高いんじゃないのってことで秋葉原に中古のタブレットを探しに行きました。

ステップ1:中古のタブレットを買う
行ってみたのはソフマップ本館。さすが秋葉原、タブレットの中古もよりどりみどりですね。
かなり悩んだんですが、台湾のメーカー「KEIAN」のタブレットを購入しました。
10インチでアンドロイド4.43搭載で、価格はなんと税込み6480円!安い!
このサイズでこのスペックだと新品だと普通3万くらいします。
ほんと、10インチって結構でかいですよ!

ただ、この「KEIAN」というメーカー、評判はめちゃくちゃ悪いですwというのも、処理速度が遅い!バッテリーの持ちが悪い!画質が悪い!といったことが主な理由です。
でも今回の用途はデジタルフォトフレーム。画像をスライドショーで流すだけだし、ずっとACアダプタ繋ぎっぱなしで使う予定なので別にバッテリーも関係ない。画質だってそこまで綺麗じゃなくても気にしないってことで、他のタブレットに比べて相当安かったコイツを選ぶことに決めました。

ステップ2:買ってきたタブレットにメールアドレスを設定する
これはyahooメールでもGメールでもなんでもかまいません。今回私はGメールを設定しました。
このステップは次の工程に進むために必ず必要になります。

ステップ3:DROP BOXをインストール
私が目指すのはあくまで家ではスイッチのオンオフの作業のみのデジタルフォトフレーム。
それを実現するのがこのDROP BOXです。

DROP BOXはインストールすることでオンライン上にフォルダを作ることができます。フォルダがオンライン上にあるため、そのフォルダを知人と共有することで、リアルタイムで画像などのファイルをやり取りすることが可能になるのです。これ非常に便利です。

しかもインストール後はわざわざログインとかしなくてもデスクトップに作られたショートカットをクリックすることでフォルダが開き、そこにファイルをドラッグアンドドロップするだけでネット上にアップロードできてしまうという便利さ。今まで知らなかったことを後悔するレベルです。

このDROP BOXを買ってきたタブレットと自分が持っているパソコンにインストールします。そしてどちらかでオンライン上にフォルダを作り、もう一方をそのフォルダに招待します。

これでどちらからでもフォルダにアクセスできるようになります。

ステップ4:クラウドフォトフレームEX.NETをタブレットにインストール
さて最終段階です。
あとはDROP BOX対応のスライドショーアプリをインストールするのみです。
こちらのアプリも無料で使えます。
便利なところとしては
・DROP BOX対応
・画像リストを5分間隔から更新できる
・サブフォルダの検索が可能

この3点がメインかなと思います。
画像リストを5分置きにクロールできるので、私がDROP BOXに新しく画像を入れたら比較的すぐにフォトフレームに反映されます。
またサブフォルダの検索が可能なのがいいなぁと感じたのは、今回このプロジェクトには私だけじゃなくて他の親族にも参加してもらっているからです。つまりどういうことかというと、今回大きな枠として「family」というフォルダを作りました。その中に「geradeaus家」、「親族1」、「親族2」というフォルダを作り、各家庭ごとに画像をアップロードするフォルダを分けたんです(これがサブフォルダ)。
タブレット側では「family」のフォルダをスライドショーで流すように指定しておくと、その中にある各家庭ごとのフォルダに入っている画像まで検索して表示してくれるというわけです。画像ファイルも家庭ごとにフォルダわけ出来るのでスマート!

あとはクラウドフォトフレームの起動オプションで「自動スタート」をONにするだけです。これで初期画面に表示されているアイコンをクリックするだけでスライドショーが起動するように設定されました。

これで全ての設定が完了です。
この状態まで設定すると、自宅で祖父祖母がタブレットのディスプレイをオンにするだけで、デジタルフォトフレームとして手軽に楽しむことができます。さすがにディスプレイのオンオフだけなら高齢でアナログな我が祖父母でも操作可能です。

心配していた低評価のKEIANのタブレットも問題なく動いてくれました。近くでみたら確かに画質はよくはないですが、フォトフレームなんてある程度距離を開けて眺めるものですし、離して見ればまったく問題ありません。

さて、祖父母の喜ぶ顔が楽しみです。

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