センチピードグラスで庭を芝生化-雑草の生えない庭【ティフブレア】

DIY

庭と言ったら芝生!

芝生のある庭にあこがれて、ティフブレアで芝生化することにしました。

今回はその記録をお届けします。

 

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ティフブレアを選んだ理由

まずティフブレアとは何かですが、タキイ種苗が出している改良型センチピードグラスのことです。

センチピードはムカデのことなので、日本語ではムカデ芝と呼ばれたりもします。

ムカデのようにほふく茎でぐんぐん広がっていきます。

 

芝生にもいろんな種類がありますが、ティフブレアに決めた理由は

他の雑草が生えにくい!

これに限ります。

 

色んなブログを読みましたが、皆さん綺麗な芝生に保つために草抜きをかなりマメにされてらっしゃる。

しかし我が家は桃農家。忙しい時期に庭の草むしりなんてしている場合ではありません。

そこで白羽の矢が立ったのがティフブレアというわけです。

 

いざ芝生の庭づくりへ

そんなティフブレアですが、実は種の値段が結構高い!

1袋50gで1,980円。だいたい他の芝生より10倍くらい高いですね(笑

ただ最近はなぜか販売していなくて、類似品しか販売されていません。

 

50gだと1坪分らしいので、うちの庭(50坪)に撒くとするととてつもない値段が掛かるので、ピット苗を作って植えることにしました。

ちなみに販売されているピット苗は200苗で約2万円弱。。。高い。。。

セルトレーのみ購入して、8トレー分ほどピット苗を作りました。これだけで買ったら15万円分くらいと考えると凄まじいですね(笑

 

ちなみに発芽にはそれなりに温度がいるので、暖地であっても4月末くらいまで待つことをおススメします。

初期は種が流れるのを防ぐために、不織布をかけて水やりを行いました。

適期に種まきすれば、だいたい10日から2週間で発芽してきます。

 

40~50日育苗して苗が4センチくらいになったら30センチ間隔で植え付けました。(5月20日)

 

植え付けから1か月でこれくらい成長します。(6月21日)

すぐに芝刈りをすると株が弱ってしまうので、しっかり成長するまではそのまま育てました。

草丈が10センチくらいになったら半分くらいに刈り込みます。一度刈り込むことで生長点が低くなり、横向きに伸びるようになります。

 

2か月経過後、既に芝生で地面が覆われてきました!(7月16日)

見て分かるように、結構葉っぱが太いです。なので高麗芝とかと比べて、裸足で踏むと優しいふわっと感は無いです(笑

 

植え付けから3か月で相当広がりました。写真は芝刈り後の写真です。(8月31日)

短く刈りすぎると弱りやすいので、1年目は短くとも5センチくらいにしとくと安心かもです。

一年目はまだ雑草が生えてきていたので、気になったら抜いていました。

 

写真は無いですが、この後冬になってだんだん枯れて茶色になってきます。

そして2年目の春(4月16日)にはこんな感じに。

 

2年目はさらに勢いよく広がって、夏には完全に芝生広場になりました。

晴れが続きすぎると芝生が弱って枯れそうになるので、あまりにも猛暑の時はあえて少し長めで管理しています。

 

この時までは乗用草刈機や細かいところはチップソーやワイヤーで手刈りしていたのですが、2年目にして遂に芝刈り機を購入しました!

やっぱりめちゃくちゃ便利ですね!(9月8日)

 

ちなみにこの芝刈り機はマキタの18Vバッテリー2つで稼働します。

工具をマキタで揃えてる僕のような人は特にメリットです!

 

 

2年目の夏を過ぎると穂が出てきました。(10月5日)

9月中旬くらいから凄く花粉が出てて、花粉症にはツラかったです(汗

 

芝刈りをして種を回収しました!

まだ庭の中でも生えていない部分があるので、そういった部分に来シーズン播種できます。

ちなみにこれを売ったら種苗法違反で犯罪なので気を付けてください。

 

3シーズン目以降は2シーズン目と同じ流れでした。

 

ティフブレアのメリット

育ててみて分かったティフブレアのメリットとデメリットを挙げていきます。

 

メリット

・雑草が生えにくい

・春先の萌芽が遅いので、5月くらいまで管理無しでいける

・バッタやカナヘビが増えて虫取りが楽しい

・広がるのが早い

 

メリットから説明しますが、ほんとに雑草が生えにくいです!

アレロパシーという植物ホルモンが出ていて、他の雑草が生えにくくなるらしいですが、3シーズン目には雑草むしりはほとんどしませんでした。

 

春先の萌芽の遅さですが、雑草ってここらあたりだと3月頭くらいからちょっとずつ伸びてきて、4月頭には20センチくらいになってたりするんですが、ティフブレアは萌芽が遅く5月までは無管理で通せます。

 

草がびっしり生えたことで虫がどんどん集まるようになりました。昆虫が増え、それを捕食するカエルやカナヘビが増え。我が家は虫ウェルカムなのでメリットですが、人によってはデメリットかもですね。

 

あとは写真でも見てもらった通り、凄まじい速さで広がります。

以上がメリットになります。

 

ティフブレアのデメリット

デメリット

・花粉が凄い

・踏圧には弱い

 

続いてデメリットですが、花粉が本当にすごい(汗。

花粉症にはたまらないです。穂が出ているうちは、あまり外に出られません。

 

あとは踏まれることに弱いです。

毎日通るところは確実に弱って、場合によっては枯れてしまいます。

我が家は玄関付近が弱りやすく、弱っているときは水やりをすると割と息を吹き返します。

 

1年目の冬に子供たちが頻繁に外遊びをしていたのですが、その時も部分的に枯れてしまいました。

なのでよく踏むと分かっている場所は、踏まないようにアプローチを作るなどの工夫をした方がベターですね。

 

 

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