我が家では叱る時に手を挙げる代わりに、どうしてもの時だけ暗い場所に閉じ込めるというしつけを実施しています。
以前、しつけでの閉じ込めについて書いた記事がそれなりに読まれていまして、皆さん叱り方については結構悩まれてるんだなーと改めて思いました。
なので、始めてからそろそろ4~5年経過しますが、どういう風に育っているかも含めて記事にしてみようと思います。
現在の暗いとこ閉じ込めの運用方法
以前は子供が3歳、1歳半と小さかったこともあり以下の発動条件でした。
・危ない事をしたとき
・食べ物を投げて粗末にした時
現在では7歳、5歳と大きくなり、危ないことは自己判断でしなくなりましたし、食べ物は当然投げなくなりました。なので現在の発動条件はただ1つ。
・人を暴力で傷つけた時
となっています。
基本的には大人でも犯罪で捕まる行為は、子供でもしっかり罰せられるべきと思って現在はこの基準にしています。
今までも年に何回かくらいの活用頻度でしたが、ここ最近の一年ではいつ発動したか記憶に無いくらい穏やかに過ごしています。
姉弟げんかはしょっちゅうしていますが、二人とも暴力をふるうことはなさそうです。
この辺りは親が手を挙げないことを徹底した効果なのかなーと感じています。
閉じ込められるとどんな子に育つ?
さて本題ですが、閉じ込められるとやはり、なんとなく暗闇や狭い空間を嫌がるように育っている気はします。
上の子はもう7歳になるのですが、トイレは開けたまま入っていることも多いです。
ただ単に閉め忘れているのか、狭いから嫌なのかは分かりませんが。。。
あと、この子は1人になるのを物凄い嫌がります。これはむしろ節分で本気を出して、怖がらせ過ぎたのも影響があるかもしれません。
ただ5歳の下の子はあまり影響を感じません。
まだ幼いですが、上の子よりも1人で過ごすのもへっちゃらです。
ただこの子も節分の後は1人になるのを嫌がっていたので、閉じ込めより節分の方が影響ある説が自分の中では勝っています。
そもそも暗いとこが嫌いじゃない子供なんてそうそういないですし、とてつもなく影響があるかで言ったら、日常生活上はそうでもないんじゃないかなと思います。
閉じ込めをすると将来仕返しされる?
以前の記事のコメントで、トラウマになって将来仕返しされるというコメントを貰ったのですが、全てのケースでそうとは思いません。
というのも僕自身、小さい頃は暗い場所に閉じ込められてましたが、今は親と非常に良好な関係を築けていて、遠方ですが何度も帰省したりしています。
なので、閉じ込めるという行為自体に問題の全てがあるのではなく、その後の育児の方が遥かに将来の親子関係に影響するのではないかと考えています。
ネットで調べてみたところ、閉じ込められた人で大人になってから親と不仲な人、閉じ込められても親と良好な関係の人、どちらの意見もあって何が決定的にその差を生み出しているのかは分かりませんでした。
でもやはり、閉じ込めた後のフォローの仕方、普段から「怒る」ではなく「叱る」で対応できるマインドのあり方とかが影響してるんじゃないかなと思ってます。しつけが一貫して理不尽じゃないってとこが重要なんですかね。
閉じ込めしつけは我が家ではそろそろ終わりを迎えようとしていますが、これがどう影響してくるかまだまだ引き続き観察していこうかと思います。
コメント
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