本格的に秋もシーズンインし、雲海が見られる季節がやってきました。
実際に見に行ってきたので、その時の様子を交えて備中松山城展望台からの雲海を高確率で見られる方法や、おすすめの時間帯、アクセス情報、行った際の注意点などについてまとめていこうと思います。
雲海を見られる時期
雲海が見られるのは朝晩の気温差が大きく、弱風の晴れの日が最適です。
その条件に当てはまりやすい10月から12月がベストシーズンですが、SNSで調べてみたところタイミングさえよければ春だろうが夏だろうが、オールシーズンいつでも雲海は発生しているみたいです。
雲海を見る確率を上げる方法
運任せのように言われる雲海の観察ですが、データに基づいて行動すれば雲海はほぼ100%見る事が出来ると思っています。
まずは候補日を広めにとっておくのがベターだと思います。
この1日しか行けないと決まっていると、もうどうしようもないですが、候補日が何日かあれば当然条件が良い日を選べますからね。
候補日が決まれば数日前からこちらのYou Tubeを確認することをおススメします。
見に行く1~2週間くらい前から毎日のように確認していれば、この天気なら雲海が出るかどうかだいたい分かってきます。
また週末であれば2023年10月から運用が開始されたAIによる雲海予想も参考にすると良いです。
雲海予報はかなり詳しくて、
・天空の城が見られる確率
・天空の城にならない雲海の確率
・雲海が発生しない確率
この3つの確率をそれぞれ教えてくれるんです。
この二つをうまく活用すると、ほぼ確実に雲海が見られると思います。
雲海が見られる時間帯と混雑について
雲海は朝の日の出前から見ることが出来て、条件が良ければ9時過ぎくらいまで見ることが出来ます。
僕が行った日(10月19日)の9時前の映像ですが、まだまだ雲海が見えています。
また混雑についてですが、平日に行った実体験からいくと日の出から1時間後くらいに過ぎると少し空いてくるのかなと思いました。
三脚を持ち込んでいるカメラマンの方以外は滞在時間がそんなに長くなく、日の出時間を過ぎてから来られる方は割合で言うと少数でした。
駐車場がちらほら空き始めることもあるので、逆に遅く来るっていうのもアリかもしれませんね。
アクセス、トイレについて
まず自家用車でくる場合について。
ルートはナビに聞いてもらうとして、駐車場について書いておきます。
駐車場は展望台に続く階段の向かいに4台分あります。その隣にはトイレが設置されています。
4台から溢れた分の車は、駐車場の奥に続く道路に縦列で駐車していきます。奥に数百メートル行ったところに自動車が回転するスペースがあり、そこで折り返してこられます。
続いてタクシーでのアクセスについて。
展望台には予約制の乗り合わせのタクシーが出ています。(時期:10月~3月まで)
他のお客さんと一緒にはなりますが、往復3,000円で利用でき当然一人で乗るよりは割安です。
前日の17時までに高梁市観光案内所(0866-22-8666)に予約を入れる必要があります。
行程は70分で2便用意されています。
1便 7:30備中高梁駅前発 ⇒ 展望台・雲海見学 ⇒ 8:40ごろ備中高梁駅前着
2便 8:00備中高梁駅前発 ⇒ 展望台・雲海見学 ⇒ 9:10ごろ備中高梁駅前着
詳細はこちらに掲載されています。
登城バス/乗合タクシー 【令和5年4月1日~令和6年3月31日】
さて、展望台まではこの階段を上っていくのですが、徒歩1分もかからないくらいの距離なのでそんなに大変じゃないです。
こちらが展望台。だいたい7時くらいの写真です。この日は人がかなり少なめだったと思います。
展望台の2階部分です。
展望台2階から見た景色です。この時は雲海が上に上がりすぎていてお城が完全に隠れています。
雲海を見に行くときの注意点
備中松山城展望台の周辺にはサルが出ます。我が家も別日で備中松山城に訪れたのですが、その時にサルの群れに遭遇しました。
危害を加えられる可能性があるので、看板の指示に従って気を付けてください。
もう一点注意した方が良いことは”寒さ”です。
寒いのは承知で訪れましたが、山の上なので予想以上に寒いです。
寒すぎて滞在時間が短くなってしまうともったいないので、これだと暑すぎるかなってくらいに対策していくと失敗しないと思います。
しっかり準備して楽しい雲海見学にしてくださいね。
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