新規就農のための現地訪問~4回目~

どうもgeradeausです。

昨日第4回目となる現地見学に行ってきました。
前回の見学から約1ヶ月。桃の木の状態は全く変わっていなか、何を見に行ったのかというと、新しく見つかった耕作放棄地を見学に行ってきました。

前回の見学時には新しく就農できるだけの土地があるか分からないとのことでしたが、その後いろいろと声をかけて頂いたようで、見つかりました耕作放棄地!

そんなこんなで毎度のごとく農業普及センターのMさんに見に行きたいと電話して、昨日3月5日に見に行ってきました。

集合場所は前回見学に行ったIさんの圃場。
大きなバックホー(ユンボ)がありました。

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知り合いの農機屋の方から中古で購入したもののようです。前職で使っていたこともあり、大きいものを使っているみたいですが、このサイズのものを所有している人はなかなかいないんだとか。ちなみにバックホーは小さいものの方が需要が高く、価格も高いそうです。

案内役のMさんが遅れてくることになったので、その間に非常に貴重なデータをIさんが出してくれました。

就農を始めてからの圃場面積と収益のデータ、それにかかる費用のデータです!

これはそうそう見られるもんじゃありません。費用のところだけは写真に撮らせてもらいもしたが、ここはさすがに実際に就農活動をした人だけが見られるポイントとして、データは非公開にしておきます。

さて、まだMさんが来ないので今回見つかった耕作放棄地をIさんの圃場から遠目ながら紹介してもらいました。赤いまるで囲った部分が今回見つかった耕作放棄地です。

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そうです。もはや森です(笑
もともとは右にある圃場の所有者が使用していたようですが、現在は使用していないようです。

というのも右の圃場の所有者は70歳のおばあちゃんが一人で桃を作っているようで、大きな面積は作りきれないみたいです。ただこのおばあちゃん、昨年の岡山の桃の品評会で1位をとった強者とのことで、就農後いろいろと教わることができそうです。

ちなみに青で囲った部分はかつて圃場だった場所のようで、就農後の私の頑張りと交渉次第では拡大の可能性も無くはない感じです。

Mさんが到着したので、みんなで改めて耕作放棄地の近くへ行ってみました。

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おぉ、茂ってる茂ってる

でも先人たちもこういった場所を切り開いて、圃場を作っていってるんだから「なんのこれしき」です。

その後ももう一か所圃場候補地を見に行きましたが、そちらはまだ交渉中とのこと。田んぼの跡地で段々になっていて、水はけがよさそうなことから桃の栽培には向いているようです。

最後は研修の受け手となる地たべ公社の見学へ。

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新規就農者は通常2年間の実務研修を受けることになるのですが、通年桃の作業があるわけではありません。桃の作業がない期間はこの地たべ公社での研修となります。田植えや稲刈りの手伝いなど、桃以外の様々な農作業が待っているようです。

帰る前に今後の就農スケジュールの確認がありました。
基本は前期・後期の募集がかかり、就農者はそれに応募しオリエンテーションを受けたうえで面接をする形になります。私の場合独自に就農活動を続けていましたので、地域としては公に募集をかけずに、私に就農のチャンスを与えるという判断をしていただけるようです。ただそれでも面接だけはあるので、しっかり自分が農業をしたい理由と、地域に溶け込んで暮らしていくという意思をアピールする必要があります。

面接は8月。それまでに私が桃農家を通して実現したい人生についてしっかり再構想しておきたいと思います。

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