長船と言えば刀の名所。
5歳の息子も毎日刀を作っているので、勉強になればと思い備前長船刀剣博物館に行ってきました!
どんな感じかを写真を交えて紹介していきます。
備前長船刀剣博物館の施設情報
所在地 | 〒701-4271 瀬戸内市長船町長船966 |
電話番号 | 0869-66-7767 |
営業時間 | 午前9時~午後5時(入場:午後4時30分まで) |
休館日 | 月曜、祝日の翌日 年末年始 (展示替え時は臨時休館) |
入園料 | 個人 一般500円 高大生300円 中学生以下無料 |
ホームページ | 備前長船刀剣博物館 |
※混雑回避のため入館できる人数を制限しています。直接来館すると人数制限で入れない可能性もあるので、あらかじめ予約しておくことをおススメします。
館内の情報
チケットを購入して早速中に入っていきます。
チケットが刀の柄になっていてユーモアがありますね!
入口のすぐそばには刀剣の世界が広がっています。
玉鋼から刀になっていく過程が分かります。
今回一番長い時間滞在したのがこの映像エリア。
刀作りと言って想像しやすい刀鍛冶以外に、研ぎ、刀への彫刻、柄、鞘など刀作りに係る全ての工程の匠の技を見る事が出来ます。
全ての映像を鑑賞するとだいたい20分くらいかかります。
ここで映像を観ておくと、最後に立ち寄る職人の工房エリアで何の作業をされているか、より興味を持って見学することが出来ます。
時間はかかるけど、個人的にはイチオシのエリアです!
7歳の娘も面白かったようで全ての映像を観ていました。
部屋の奥には刀剣資料室があります。
刀の資料の他に岡山のお出かけスポットの本なども置いてあります。
刀の展示ももちろんあります。部屋の中では写真撮影が禁止なので、外から雰囲気だけ撮影。
大小さまざまな刀が展示されていましたが、どれも本当に美しくて感動しました。
身長別に刀が最も美しく見える最適な場所に線が引かれていて、そこに立つと照明の具合で光を反射して最高でした!
こちらは2階の刀の展示室の前に展示してあった刀。
ここだけ撮影禁止と書いてなかったので撮影しています。
2階にも数多くの刀が展示されていました。
刀剣の世界のエリアで映像を観たことによって、どれほどの細かい作業がなされたかがよく分かって、本当に目を奪われます。
大満足の展示なのですが、注意点としては展示されている位置が少し高いので、小学生低学年くらいまでの身長の低い子供は最適な位置から刀を見ることが出来ない事くらいですかね。
国宝「太刀 無銘 一文字(山鳥毛)」の展示について
この博物館は国宝の「太刀無銘一文字(山鳥毛)」を所有していて、一年に一回程度限られた期間だけ展示します。
公開日程は公式ホームページや、SNS(アカウント名:山鳥毛里づくりプロジェクト)で知らされるので、興味がある方は要チェックです。
職人の工房エリア
備前長船刀剣博物館は敷地内に職人の工房があって、実際にどのように刀が作られているのかを見学することが出来ます。
ホントに普通に仕事をされているので、どの時間帯に行けばどの作業が見られるとかは全くの時の運です。
ただ、刀の鍛錬はイベントとして公開日程が決められています。詳細は後述します。
刀を打つ記念写真が撮れたりします。
研ぎの作業を見る事ができました。この距離で職人の仕事が見れるのは魅力的ですよね。
ちなみに気軽に質問してくださいという紙も貼ってあるので、気になったことがあれば聞いてみるといいと思います。
時間帯によっては職人さんが外出中で誰もいないスペースもあったりします。
本当に見れるかどうかは場合によります。
最後にお土産ショップですが、こういった小刀や包丁も販売しています。
他にも地ビールなんかも販売していましたよ。
刀の公開鍛錬について
以下、公式サイトから簡潔に抜粋したものを掲載します。
日時 | 毎月第2日曜日 午前11時~・午後2時~ |
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令和5年度 休み |
12月10日(日曜日) |
料金 | 無料(入館料別途) |
定員 | 観覧は30分ごとの入替制で、各回15名まで
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予約方法 | 開催日のおよそ1か月前から電話での事前予約を受付。
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その他注意事項などもあるので、詳しくは公式サイトでも確認される事をおすすめします。
体験講座について
博物館では体験講座も行っていて、
・小刀作成講座
・日本刀手入れ講習会
・ペーパーナイフ製作講座
の、3つの講座が設けられています。
どれも要予約の講座なので、参加したい場合は早めに連絡した方が良いです。
費用については小刀は複数回の受講と材料費併せて約2万円程度で、ペーパーナイフは1500円+入館料でいけます。
自分で刀を作ってみたい方は是非一度問い合わせてみてはいかがでしょう。
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