先日スポーツを体験するイベントで初めてスラックラインに挑戦しました。
その時に、これだったら庭に設置できるんじゃないか?と思ったので、木1本と単管パイプで設置してみました。
かなり簡単なので良ければ参考にして頂ければと思い紹介します。
スラックラインの購入について
普段は結構メルカリを使用して最安値でゲットしようとするのですが、今回はAmazonで新品を購入しました。
スラックラインはポリエステルやナイロンなど、化学繊維を使用して作られているのですが、そこで気になるのは経年劣化。屋内ならまだしも屋外で使うとなると、紫外線による劣化は気になるところです。
一般社団法人 日本スラックライン連盟によると“ラインやスリングは必ず経年変化、劣化していきますので使用開始3年を過ぎたものは破棄してください”とのことで、今回は安全を取って新品を選びました。
使用頻度が低くて室内保管されたものもいくつかメルカリで売られていたのですが、未使用だろうと保管で劣化するのは職業柄農機具で経験済みなので。。。
使用中にラインが切れて大怪我をしたら話になりませんからね(汗
ちなみに先ほど出てきた一般社団法人 日本スラックライン連盟のスラックライン安全マニュアルは、非常に勉強になるので購入される場合は必ず読むことをおススメします。
スラックライン安全マニュアル/出典:一般社団法人 日本スラックライン連盟
スラックラインの設置準備(単管パイプの杭)
というわけで今回はこの商品を選びました。
色々調べたところ安価なモノだとすぐ壊れたりするみたいなので、他にも安い商品はありましたがこういうのは本当に安全第一!
なによりAmazonでレビューがトップだったので間違いないでしょう。
耐用年数は2年と書いてあったので、やはり新しいものを買った方が良さげですね。
中身はこんな感じ。
・メインのライン(16m)
・ラチェット付きのライン
・木のカバー
・説明書
・トリック集
・収納袋
日本語の説明書が付いているので、初めての設置でも問題無さそうでした!
さてそれでは杭の話。
我が家にはスラックラインのアンカーとして使える木が1本あるのですが、2本無いので片方は杭を打たなければなりません。
単管パイプで杭を作られてる方も多いのですが、そこで思ったのが「みんな複雑な仕組みにし過ぎじゃない?」ってこと。
我が家の杭はコレ。
単管パイプ3本と自在クランプ2個で出来上がりです。
厳密に言うと5m単管を2m、1m、1.5mに切り出しました。以下手順です。
①メインの杭(2m単管)を1mほど打ち込みます。結構大きめのハンマーを使って脚立に上って打ち込みました。
②メインの杭の上部から1.5m単管を斜めにあてがい控え杭の位置を決め、控えの杭(1m単管)を地面から20センチになるくらいまで打ち込みます。
③1.5m単管をメインの杭と控え杭に接続します。
④安全のためカバーとキャップを被せます。
これで完成です。(控え杭での転倒防止のために、控え杭の後ろに棒をさしています)
実はこの仕組み、桃農家が立てる防風ネットとほぼ同じ仕組みで、これならイケるんじゃないと今回試してみました。
同じような構造で「くい丸自宅用スラックラインセット」という商品も販売されていますが、くい丸は税込み13,200円。
単管パイプで両側作るなら
5m単管パイプ 3,000円 ×1本
4m単管パイプ 2,280円 ×1本
自在クランプ 278円 ×4個
単管キャップ 38円 ×6個
クランプソフトカバー 98円 ×4個
合計で7,012円で設置できます。(価格は2023.10月現在のコメリ価格)
ここにスラックライン本体の値段を足すと12,792円。
総額13,000円あれば庭にスラックラインが設置できるというわけです。
安全設置のためにするべきこと
スラックラインで遊ぶ上で安全上気を付けた方が良い事がいくつかあるのですが、そのうちの1つはマットの使用です。
我が家では以前からマット(寝具用)を庭で運動用に使用していたので、今回もそれを活用することにしました。
さらに最も大事なことはバックアップラインを取るということです。
これが無いと万が一ラインが切れた時、金属でできたラチェットが飛んできて大怪我をする可能性があります。
スラックラインの張力は1t、トリックなどをする場合は瞬間的に1.5tを超えるとも言われているので、それが千切れたらとんでもないことが起こるのは想像に難くないのではないでしょうか。
メインのラインが切れてもバックアップラインが繋がっている状態を作っておけばそういったことは防げるので、これだけはやっておきましょう。
ただ、メインのラインを使い切ってい要るとバックアップラインが取れなくなってしまうので、ラインを購入する時はラインを張ったうえでバックアップラインを取れる長させ購入しておくのが良いと思います。(ロープでもバックアップは出来ますがラインでバックアップを取るのが一番安心です。)
設置して30分挑戦してみましたが、めちゃくちゃ難しい!
ルールを守りながら安全第一で遊んでいきたいと思います。
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