新規就農のための現地訪問~1回目~

入社1年と3ヶ月ながらも、さっそく桃農家への挑戦を決めた私。
新・農業人フェアに行き、最低限必要な情報は集めましたが実際に現地に行ってみるのがこの新規就農。

なぜ現地訪問をするのか

・就農候補地がいくつかある場合、どの産地がより自分の条件にあうか確かめるため
・将来自分が住む環境を下見し、イメージを沸かすため
・実際に産地の方に会い話を聞くことで最新の情報を手に入れられる

メインの理由はこんなとこでしょう。

岡山にはいくつか桃の産地があるのですが、私の場合居住地は嫁の母方の実家と決めていましたので、産地は総社市に限られました。
もちろん他の場所でするという選択肢もありますが、やはりそういう縁のある土地ですので、個人的にはその産地を優先したい気持ちがあったんですね。

ただ総社市には大きく分けて2つ就農先がありますので、そのどちらを選ぶかというとこで第1弾の現地訪問をすることを決意しました。

新農業人フェアが終わり、後日名刺を頂いたお役所の方に「産地の訪問がしたいです!」との旨で電話しました。日にちはお盆近く。会社の休みがそこなので仕方がないのですが、そんな時に個別の現地訪問に対応していただき本当にありがたかったです。
 
 
~現地訪問当日~
岡山には私の伯父がいたことと、嫁の実家が岡山なので何度も来たことがあったんですが、実は総社は初めてでした。第一印象としては「想像してたより田舎」。駅前は栄えてる印象でしたが。

ただスーパーや病院などはあるからそんなに生活に苦労はしないかなー。あと私自身も電車は1時間に1本、バスは一日2度だけ来る程度の田舎出身なので、そんなに抵抗ってのはなかったですね。むしろ愛着を感じる田舎感。笑
 
約束した時間に市役所に行き、担当の方と面談をした後に来るまで現地まで案内してもらいました。ちなみに今回行ったのは総社もも生産組合です。

で、ここが問題!行った時期と時間が悪かったなー(汗。
っていうのも、盆は桃の最盛期。収穫した桃の選別に大大忙しって感じでした。もちろん産地の方には十分に対応していただきましたが、なんか気が引けてしまいました。
ただ夏場の35度を超える中の集中力とか、現場ならではの緊張感とかそういった雰囲気は味わうことが出来ました。
 
選果場を見終わった後は実際にほ場の見学。総社のももの場合、結構ひとつひとつのほ場が小さいという印象を受けました。というのも、山梨の桃ほ場を見たことがあるのですが、めちゃくちゃ広大です。もちろん商品単価の違いでしょうが、こんなほ場の小ささでも生活できるだけの利益を出せるんだと感心しました。(やり方次第ってみなさん口を揃えて言われますが。)

そのあとは駅に送ってもらう傍ら、少し地域を案内してもらいました。これがあったんで結構その地域の生活イメージが湧きましたね。

結局この日は市役所で面談、選果場の見学、ほ場の見学、市内主要部の案内という内容を大体2時間くらいでしてもらいました。

まとめ
初めての見学でいろいろと得るものがありましたが、アドバイスできる点としては
・個別の現地訪問なら、訪問時期は作目の最盛期を外すようにしましょう。
・可能なら産地付近も少し案内してもらおう!
ってとこです。

これが今からさかのぼること1年半前の話。私の就農は続きます。

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